野球少年に起こりやすい肘の予防と早期発見を目指す野球検診が、今年度は12月16日(日)に愛知医科大学病院であり、4年生以上の28名が受診しました。
骨が未発達な少年期に過度な投球をしたり、不完全な動作でボールを投げていると肘と肩の関節を痛めることが多く、発見が遅れると手術が必要になることもあります。検診ではエコー(超音波検診装置)で肘に異常があるかを調べ、肘、肩、股関節の可動域を定規で測るなど5項目の検診を行い、1人が肘離断性骨軟骨炎(OCD)で精密な二次検診を指示されました。
OCDは、早期に発見すれば6カ月程度の治療で完治できるが、発見が遅れると手術が必要になり、関節の変形など後遺症が残ることもあります。
当クラブでは、1年に1回は検診を受けることを義務付けています。